2011 December
Tokyo |
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東京都写真美術館のオープニングに伺う。3つの展覧会が同時にオープン、どの展覧会も充実していてじっくり拝見する。「映像をめぐる冒険 VOL.4」に友人のアーティストが出展している。ヴェネチア・ビエンナーレにも出展していて、空気や土地の振動がコンピューターによって分析されて画像になる?とにかく私にはわからない世界だけれど、その映像は本当に美しい・・・。
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同じく写真美術館で「ストリートライフ ヨーロッパを見つめた7人の写真家たち」を見る。サンジェルマン・デ・プレに住んでいる私には、「昔はこんなだったのね」と思うような近所の光景がセピアの写真になっていて何だか不思議。我が家の前の28番地の写真を発見!今、ココは私の歯医者さんのキャビネです・・・。
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同じく2階にて、「日本の新進作家展 写真の秘薬VOL.10」を見る。写真の世界は余りわからないけれど、「額装」ではなく、アクリルにプリントしたり、ネガとポジを反転させて、それを繰り返して、と言うような技法が面白い。
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東京オペラシティのICCに「三上晴子 欲望のコード」展を見に行く。ICCはNTTの経営するインターコミュニケーションセンター。「科学技術と芸術文化の対話を促進する情報文化の拠点」と少々難しいけれど、コンピューターに明るくない私にとっては「未来のアート」を見られるところ。映像もインスタレーションも無機質でとても美しい。絵画や彫刻のように「人の手の力」を直接感じる事がないので、普段「手で作る」を仕事としている私には何とも開放的な気持ちで見ることが出来る。綿密なコンセプトとそれを支えるテクノロジー・・・でも最終的にはマンパワーが不可欠な事は想像出来るけれど、それを感じさせない圧倒的なインスタレーションに感動する。
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